2014年10月22日水曜日

早稲田ビジネススクール(WBS) の学生生活

ロックです。

2014年10月です。WBS早稲田ビジネススクール(夜間MBA)は半期制をとっており後半の秋学期が開始となりました。私も半年間の学生生活を過ごしたことになります。 10月以降ともなると、入試試験も近くなるので受験生の方は、熱が入ってくるシーズンだと思います。

今回は働きながら学ぶという二足のわらじ生活についてお話したいと思います。 さて、すこし余談から入ります。 入学前には私もネットで数少ないWBS入試ブログを見ていましたが、どのブログも授業がスタートすると更新が途絶えているようでした。 私の場合は、入学後は自分なりの学びをブログに書き続けることで、周囲に見せるという緊張感もあってしっかりした復習になり学びの定着化が図れるのではないかと考えていました。 しかし、私も先達と同じように授業期間はすっかり更新が途絶えてしまうことになりました。 その理由を考えることが、すなわち学生生活がどんなものか、ということに迫れるのではないかと思い、そういう手法でご説明したいと思います。

授業が始まるとブログに更新しなくなる2つの理由。

① いろいろ忙しくて時間が減少する
やはりこれが一番の理由のような気がします。では、何が忙しいのでしょう?
まず、授業を受ける時間です。仕事をしながら、夜間や休日に授業をうけるわけです。これだけでも時間を費やしてしまいます。
次に、授業外の自習時間です。授業によって課題やレポートの負担の量は違えども、授業外学習が必要なことは間違いありません。 特に教授によってはグループワークを積極推奨するケースがあります。 グループワークはとっても楽しいのですが、お互いに意見交換したり、最後にプレゼンやレポートを仕上げたり、当然飲み会もあったりとすごく時間がとられます。
最後に、学生仲間とのつながりです。けっこう飲み会が多くなります。 もちろん参加は任意の場合がほとんどですが、それでもやっぱり多くなります。ここは厳密には学びの時間ではないのですが、こういうオフタイムの付き合いも楽しんでいる人が多いように思います。時間がどうしても遅くなりますが、少なくとも私の職場と比べるとノリがいいように思います。

② 関心が不特定多数でなく、特定の人に向かう
入学前なんかはMBAに関心があっても共有できる人は少ないのが実情だと思いますが、入学してしまうとWBS仲間ができます。 特にWBSに入るとマストアイテムがFacebookになります。もう使ってないよ、という人もいるかもしれませんが、WBSでは学生のほぼ全員が使っているのですごく活性化します。Facebook上にネットコミュニティが発生するので、何か情報発信しようとしても仲間がいるそちらに誘導されることになります。 逆の見方をすると、WBSの学生生活は授業などのリアル空間だけでなく、Facebookでのネット空間でもつながることになるわけです。

というように、WBSに入ってみると仲間のつながりができあがります。それこそキャンパスライフが再現されるのです(ただし、大学生とはちょっと違う妙齢のキャンパスライフ)。 二足のわらじは大変ですが、純粋に楽しいですよ。


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2014年10月1日水曜日

早稲田ビジネススクール(WBS) 応募から合格まで

ロックです。

幸運なことに早稲田ビジネススクール(夜間MBA)に合格することができましたが、入学願書準備から合格発表まで記してきたことを、整理しておきます(過去ブログ記事リンクが中心です)。

1.入学願書
募集要綱

入学願書で準備する資料

入学願書に書く3つのエッセイ


2.第一次選考(論文)
選考方法(一次・二次共通)

小論文①攻略法
小論文①過去問をやってみた(1)
小論文①過去問をやってみた(2)

小論文②攻略法
小論文②過去問をやってみた(1)

※ブログで挙げているのは初めて過去問に取り組んだものなので、ちょっとレベルが低いかもしれません。ブログ以外にも手書きなどでいくつか過去問を追加でやってます。


3.第二次選考(面接)
選考方法(一次・二次共通)

面接選考の位置付け
面接にむけての準備
面接をうけてみて

4.合否発表の心境

第一次選考発表後

第二次選考発表前夜

入学が決まった(合格)後の心境


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2014年4月3日木曜日

早稲田ビジネススクール(WBS) の入学式

ロックです。

2014年4月になりました。 さて、これから2年間をWBS早稲田ビジネススクール(夜間MBA)で過ごすことになるのですが、このブログはWBSに関係がない世間一般に向けてゆるく情報を発信していこうと思います。
※WBSの生徒の方もこのブログをご覧になる機会があるかもしれませんが、基本的に独自のコミュニティがあるはずなので、そちらで情報交換をお願いします。

WBSでは入学前の3月に事前合宿があります。また4月初めには入学式もあったりします。サークルの勧誘の合間を縫って、おじさんたちが入学式に向かう姿は異様です。

私がまず感じたのは、WBSの学生は非常に結びつきが強いということ。社会人もある一定以上を過ぎると固まった人間関係になりますが、これだけ強固なコミュニティができるのはすごいなと思います。

そして次に感じるのは、やはり目的意識が高い人が多いということ。 それぞれが「こうなりたいんだ」、というストーリーを持っており、それぞれのスペシャリティを持った人々が集っているようです。なかには夜行バス、新幹線、飛行機で通学するという「強者」もいて、驚かされます。 職場には内緒でという人もいて、真に学びたい気持ちが強いんだなと感じます。 なかなか職場にいると惰性な雰囲気がありがちですが、これだけ体温が高い人たちに混じって学びができるというのは大変贅沢なことだな、と感じます。

結論、「やる気がある人が多い」&「強固な結びつきができる」。 これだけでも大変魅力的です。


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2014年2月28日金曜日

早稲田ビジネススクール(WBS) 最終合否発表

ロックです。

2014年2月27日(木)、早稲田ビジネススクール(WBS)冬募集の最終合否発表がありました。

合格!!

今回の二次試験では、129名が受験して72名が合格なので半数近い人がここで落ちてしまうようです。WBSを目指そうと思い立ってからこの合格まで2ヶ月、というありえない短期間でたいした準備もできませんでしたが、ブログを書くことで効率よく整理ができた気がします。

合格のうれしさもありつつも、すぐに次の不安も頭をよぎります。夜間MBAを続けるには、職場の理解は必須です。以前から上司には伝えていまたが、確定したのでさっそく上司に報告に行きました。幸い上司は理解があるのですが、私はだいたい21~22時くらいまで働くことが多いので、本当に両立できるかが不安ではあります。これも夜間MBAに共通する悩みだとは思います。できるだけ仕事のパフォーマンスも維持したままで通いたいと考えています。
(ご参考:初回ブログ記事「WBSのキッカケ」)。

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2014年2月26日水曜日

早稲田ビジネススクール(WBS) 最終合否発表前夜

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)冬募集の最終合否発表は、2014年2月27日(木)です。
現在はその前夜です。合格発表前ってちょっとソワソワするもんですね。

仮に合格すると、1ヶ月後にはもうスクールに通うということになるんですね。 まったく実感わかないですし、現段階では「捕らぬ狸」ですが。あんまり合否発表を待つようなソワソワ感を体験する機会はあまりないので、それ自体を楽しんでます。 結果は明日ブログにて。

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2014年2月24日月曜日

早稲田ビジネススクール(WBS) 面接(第二次選考)終えました

ロックです。

2014年2月23日(日)、早稲田ビジネススクール(WBS)冬募集の二次試験(面接)日を受験してきました。

受験生は時間帯別で分けられて集合します。待合室で20-30名が待機して呼ばれて面接をするのですが、室内を支配する独特の緊張感。 私は呼ばれるのが遅かったのでかなり長く待つことになりました。

面接は一人15分程度でかなりオーソドックスなものです。入学願書と共に提出した3つの入学エッセイについて聞かれます。おおまかに言うと、「これまでやってきたこと(過去の経歴)」、「これからやること(キャリアのゴール)」、「WBSで何をするのか(研究内容)」。 研究内容については多少ツッコミを入れられましたが、圧迫というほどでもない印象です。

おそらく面接だけでは判断されないと思います。入学願書にある学歴、職歴、仕事における成果、エッセイから判断できる論理力とキャリアとの一貫性、一次試験でのエッセイ結果の採点結果。これらがある上で面接で最終的に判断するのではないかと思います。

私が採点官(面接官)なら「ここを判定する」という12の判定ポイントを挙げて、私自身のセルフ評価(合格水準・当落線上・落第水準)をしていきます。もちろんセルフ評価なので全くアテになりません。

①学歴・社歴(書面)
→合格水準
②資格・技能・スキル
→合格水準(専門資格も多数持っているので加点が見込めると思います)
③仕事の実績
→合格水準(しっかりアピールもできたので加点が見込めると思います)
④年齢と将来性
→合格水準(30代前半なので悪くないと思います。40代後半を過ぎると私なら将来性が低いので減点対象にすると思います。20代前半は逆に経験が少なさ過ぎで同じく)
⑤過去実績説明(面接)
→合格水準(しっかり説明できたと思います)
⑥今後キャリア(書面)
→当落線上(文字数の問題もありますが論理的に少し飛躍しすぎた文章になっていて、減点対象かと思います。あとで書き直したいなと感じました)
⑥今後キャリア(面接)
→合格水準(エッセイが説明不足になっていましたが、具体的な内容をしっかり伝えることができました)
⑦研究内容(書面)
→当落線上(内容についてはイマイチとツッコミを受けました。あえてそういう言い方をしているのかもしれませんが)
⑧研究内容(面接)
→当落線上(ツッコミを受けて、自分の考えを補足しましたが、少し弱かった気がします。「そうですね」でチーンというシーンあり。ここで機転を利かして「例えば、こう見直せばどうでしょう」とか言えるとベストでした。)
⑨熱意
→合格水準(これはおそらく判定しないでしょうが、やる気があるかどうかは印象点が違ってきます。ここはよく伝えることができたと思います)
⑩論理的説明力
→当落線上(熱意を全面に出すとロジカル性が失われて見られがちです。あと私の説明が周りくどい話をしてしまったところがあったので、これは印象を下げてると思います)
⑪キャリアの一貫性
→合格水準(過去のキャリア、今後のキャリア、WBSでやりたいこと。これら3つが明確に一貫性を保っていたのでよく理解してもらえたと思います)
⑫リプライ力
→合格水準(基本的に質問内容にはキチンと答えられたと思います。よく質問したことと違うことを語り出して「ん?」と感じることが皆さん経験あると思いますが、それはなかったと自分では思っています。ただし、先ほどのツッコミについては機転を利かせた回答ができず、もしかしたら減点で見られているかもしれません)

以上のとおり、私が勝手に決めた12の判定ポイントについて、「合格水準(8コ)」、「当落線上(4コ)」でした。大きな失敗をしていないので「落第水準」はないと思っています。

過去の試験結果を見ると上位50ー60%が合格するようです。ツッコミに対する打ち損じはありましたが、私はけっこう面接に強いタイプということもあり合格できるんじゃないかと自分勝手に夢想をしています。ただ周囲のレベルも知らないので採点官(面接官)のみぞ知る、ですね。 結果は2014年2月27日(木)と数日経てば発表です。もちろん結果はブログで発表します。

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2014年2月23日日曜日

早稲田ビジネススクール(WBS) 面接(第二次選考)直前

ロックです。

本日2014年2月23日(日)は早稲田ビジネススクール(WBS)の冬季試験の二次試験(面接)日です。いまは深夜3時前なので、これから寝て起きたら面接へGOです。ソワソワします。

面接にむけては、以下3つの準備をしています。

①早稲田ビジネススクール(WBS)が出している「ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門」は、各教授がそれぞれの専門分野で書かれているので、これを読みながら共感した点、印象に残った点を把握。

②なぜ早稲田ビジネススクール(WBS)なのか?を語れるように。
理由その1、夜間MBAナンバー1なのでレベルの高い学生が集まってくる(某ビジネススクールの単科生を受講していますがもっと高いレベルでやりたい)。
理由その2、教授のレベルが高い(仮説思考などで有名な内田和成先生、私が大変参考にしているアカウンティング著書である山根節先生もいる、他に企業研修で参加した知人から評価が高かった)。
理由その3、ゼネラリストとして広くマネジメントスキルを習得できる点。

③入学願書で提出したエッセイ(※)を読み返して、深堀り質問されても答えられるようにイメージアップ

(※注)
入学エッセイ
1. これまでの実務経験(または実務に相当する経験)のなかで成し遂げたこと、および現在(離
職中の方は直近)の担当業務に関する詳細(職務、職責、業績など)について説明してく
ださい。(1000 字以内)
2.あなたのキャリアゴールを具体的に設定してください。それをどのように達成しますか?
当研究科における学習・研究がその中でどのような意味を持ちますか?(500 字以内)
3.当研究科におけるあなたの志望プログラムへの期待と入学後に予定している研究テーマに
ついて、以下の項目に言及した上で具体的に述べてください。(1000 字以内)

第一次試験合格者が約120名だったので、日本中からするとほんとごくわずかですが、皆さんソワソワ心境なんでしょうかね。ちなみにこの第二次試験(面接)では4~5割が落ちるそうです。起きたらもう一度準備します。

ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門
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2014年2月15日土曜日

早稲田ビジネススクール(WBS)入試 小論文①を書いてみた ーその2ー

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)の第一次選考は3つの資料をもとに合否を判定されます。
 ・筆記論文「小論文①」・・・1時間30分
 ・筆記論文「小論文②」・・・2時間
 ・書類審査(出願書類)

「小論文①」(90分)
毎回少し内容が変わるようですが、2013年秋募集試験の場合は、設問Ⅰが150字と「グラフと名称のひも付け」、設問Ⅱは2問構成で①が600字、②が450字で、合計すると約1200字です。これを1時間30分(90分)で論文を作成することになります。既に受験後ではありますが、事前演習としてやったものをアップします。

「問題」
WBS入試小論文①過去問

以下の文章をよく読んで、4ページの設問に答えなさい。

文章は省略します。気になる人はリンク先の文章をご参照下さい。

設問Ⅰ 
図A~図Eは、問題文の1ページに記載されている1~5のそれぞれどれに対応しますか?解答用紙に記載されている( )の中に、それぞれ1~5のうち該当する番号を記載しなさい。
また、上記のように考えた理由を150字程度で簡潔に述べて下さい。

設問Ⅱ
2ページおよび3ページの13枚の図をよく見て、この業界で起きていることを把握し、下記①と②の2つの質問に解答して下さい。

①事実としてはっきり言えること、事実の組み合わせにより確信をもって推論できることについて分かりやすく600字程度で説明して下さい。
②推測や仮定、仮説をおいて、業界の状況を説明した上で、X社に対する提言を400字程度でまとめて下さい。(ただし推論や仮定、仮説などはっきりと明示して下さい。


「論文解答」
以下、私の解答です。これが合格水準にあるのかどうなのかもわかりませんが、とりあえず書いたものを公開します。

設問Ⅰ
(1)図A
(2)図D
(3)図B
(4)図E
(5)図C
理由(150字)
図Eのみ全ての線が全世代で存在しており男性のみの情報で4と判断した。図Cは3本の線が40代、50代、60代となっており、女性ユーザの予測として5と判断した。図Aと図Dは反転しており、1or2である。残りの図Bは世代別消費量で3と判断できる。図Bの実線は40代で途切れており女性と判断できるが、20代は女性の方が男性より消費量が高い。このことから図Dの女性である実線はヘビーユーザで2、図Aはライトユーザで1と判断した。

設問Ⅱ
①マクロ的には人口が減少する方向に向かっており、ノンユーザも含めた潜在顧客数は減少していく見込みである。これは2010年の世代別人口において若い世代になるほど人口指数が減少していることから言える。
若い世代(とくに20代)はユーザ数が一層減少する見込みである。その理由は男性ユーザ数が年々減少を続けていること、近年女性ユーザは上昇していたが2020年以降は減少が続く見込みであるからである。
その一方で60代におけるユーザ数は他世代に比べて減少が少なく安定的に推移する見込みである。これは女性ユーザが増えることと男性ユーザの減少から言えることである。X社はプレミアム品において市場シェアが70%を優に超える圧倒的シェアとなっている。1980年X社がプレミアム品を取り扱った時期からX社は平均単価も上昇しているが、他競合他社の平均価格はほぼ変動していないため現在のプレミアム品市場はそのほとんどがX社によるものだと考えられる。
市場はプレミアム品への需要が高まってきている。これはプレミアム品を取り扱い始めた1980年から10年でシェアを10%落としたが、以降は市場シェアの横ばいを維持することができている。これはユーザの中に価格は50%高くてもプレミアム品を選択する人の割合が増えているものと考えられる。今後X社がさらにプレミアム品比率を高めていっても大きなシェア減少につながらない可能性が高い。
   
3つの提言がある。まず一つ目として男性の若い世代のユーザ減少に歯止めがかかっておらず、このまま減少する可能性がある。これはQ事業が若い男性ユーザにとって魅力のある製品を提供できていないものと推測する。従来の発想にとらわれず、若い男性に向けの戦略商品を提供するものである。
次に女性向けである。1980年のプレミアム商品の発売と共に女性ユーザ比率が発生しており、このプレミアム商品は女性向けであったのではないかと推測する。しかし、今後も女性はノンユーザ比率が依然として20%以下の見込みであり、他の女性ユーザの心を捉える商品提供ができていないと推測する。女性のノンユーザ発掘に向けた商品開発をすべきである。
最後に60代の世代である。この世代は金銭的にゆとりのある人も多いと推測する。現在の50%価格が高いプレミアム商品よりもさらに高品質と高価格のあるブランディングの強い商品に対する需要が高い可能性がある。全体の販売量減少を補って利益を獲得することができるチャンスが存在するため、さらなる高級品を提供すべきである。


「感想」
タイプ書きで80分(10分余り)の設定でやりました。ちょっとこれを書いてから時間が経過したので記憶が薄れていますが、いまひとつの出来だと感じていたはずです。 と同時に過去問やってよかったな、と。 この形式への慣れが必須だなと感じました。 何も準備せず当日いきなりは、さすがにきついです。


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2014年2月12日水曜日

社会人向け大学院が人気

ロックです。

日本経済新聞(2014年1月28日付夕刊)で「社会人向け大学院で学び直そうとするビジネスパーソンが増えている」という記事がありました。社会人むけの進学塾である河合塾KALSによると、人気が高いものに「経営学修士(MBA)を目指すビジネススクール」を挙げられています。まさに、私もその一人です。

ちなみに受験勉強のために半年ほど時間を費やす人が多いとのこと。入試は主に書類審査、小論文、面接とのこと。選考によっては英語。 早稲田ビジネススクール(WBS)では英語はありませんが、他は同じですね。 受験者の中にはKALSに通ってる方もきっといらっしゃるんでしょうね。

私は、と言うと思い立って書類提出まで約2週間という超突貫でした。 さすがに来年にしようかと思いましたが、「受験するだけなら大きな問題はないだろう」と思って進んできた次第です。受験対策のためにブログを立ち上げて考えを文字に起こす環境をつくり、モチベーション維持の仕掛けを作りました。現在は第一次選考を合格して、第二次選考まで2週間を切ったという状況です。

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2014年2月9日日曜日

早稲田ビジネススクール(WBS)入試「面接(第二次選考)」の仮説

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)の第一次先行を経て、次は第二次選考に映ります。

第二次選考は面接です。所要時間は15分くらいだそうです。

入試倍率3倍超ということと、第一次試験でおおよそ40%程度が落ちている事実をもとに計算すると、次の15分の面接で同じように40%程度は落ちることになりそうです。

ここからは私の仮説ですが、ここまでの試験でランク付けがされているはずです。少なくとも第一次選考での論文は採点されるでしょうから、このスコアが高い人は当然有利に、このスコアが低い人は厳しいハードルになると思われます。

また、出願書類も第一次選考の判断材料に入っているので、志願者の学歴、職歴、資格などはも定性的な判断としては当然加味されているものと思われます。特に入学エッセイでは「1. これまでの実務経験」「2.キャリアのゴール」「3.当研究科におけるあなたの志望プログラムへの期待と入学後に予定している研究テーマ」が課せられているので、この情報も相当重要視しているものと思われます。

つまり、第二次選考を受ける前に受験者は、以下の3つにカテゴライズされていると予想します。
①まず合格は間違いない人。よっぽど変な振る舞いをしない限り合格。
②合格ライン上にいる人。普通の受け答えができれば合格。ディスカッションなどに難があればNG。
③不合格ラインにいる人。面談でチャンスを与える。クリーンヒットが打てればOK、ダメならそのまま不合格。

このように第二次選考というのは、フラットな状態では受けることはないでしょう。既に選別を済ませた上で実物を見て確認する作業なのが実態だと思います。15分ではそこまで深い見極めはできませんので。

ただ、私たち志望者はどういうカテゴリーであれ、ベストを尽くすことです。 特に出願書類に記載していることが面談で聞かれる可能性が高いでしょうから、ここを中心に自分の軸をしっかり持つことが大事だと思います。 また、WBSを志望する理由(他校でない理由)を明確に述べられること、ビジネスクールに対する理解を深めておくことも重要だと思います。


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2014年2月7日金曜日

早稲田ビジネススクール(WBS) 第一次選考・・・合格!

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)の選考は、第一次と第二次の2種類があります。第一次選考は筆記論文と書類審査ですが、2014年2月6日(木)に「2014年4月入学一般入試(冬募集)一次選考合格発表」がありました。

合格しました!

まだ途中(第一次試験)なので喜んでばかりはいられないのですが、久方ぶりの入試合格発表でドキドキしました。 当日の試験の様子などは別途ブログを書こうと思いますが、よかったです。

ただ、合格者数を見ているとかなり多数が合格していて、ここで落ちているのは40~50%くらいという割合だと思います。全体の倍率が3倍超ということを考えると、次の二次試験(面接)で同じように半数が落ちるという計算になるんじゃないかと思います。


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2014年1月19日日曜日

早稲田ビジネススクール(WBS)入試 小論文②を書いてみた ーその1ー

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)の第一次選考は3つの資料をもとに合否を判定されます。
 ・筆記論文「小論文①」・・・1時間30分
 ・筆記論文「小論文②」・・・2時間
 ・書類審査(出願書類)


「小論文②」(2時間)
5つの小論文テーマから2つを選択し、小論文形式で自分の意見をそれぞれのテーマにつき1200字以内の日本語でまとめて下さい。
1テーマ60分で1200字で書きあげる計算になります。ボールペンの手書きというのがみそです。
今回は実際に小論文②の過去問を問いてみました。キーボードでのタイプで1問40分という制限で解いてみました。

「問題」
組織変革の過程において、変革者に求められるリーダーの資質や行動とはいかなるものか、あなたの考えを述べてください。なお、なぜ求められるのかに関する根拠や推論を必ず示し、論理的に説明すること
WBS入試小論文②過去問

「論文解答」
以下、私の解答です。 これで合格水準にあるのかどうなのかもわかりませんが、とりあえず書いたものを公開します。

組織を変革するリーダーに求められる資質や行動は以下の3つある。
1.変革のビジョンを明確にして組織関係者全員に伝える
2.変革にむけて全組織関係者が行動するように役割と責任範囲を定義する
3.変革に反対する抵抗勢力に屈服することなくやり遂げる強い意志を持つ

まず1つ目の「ビジョン」について。変革には現状を破壊して再構築が必要である。組織関係者は「なぜ破壊する必要があるのか」ということを共感・理解しないと、変革行動への意欲が湧かない。また「どこに向かうのか」を定義しておかないと、関係者がそれぞれ異なった方向を向いて、組織全体としてのベクトルが統一せず変革の推進力が弱くなる。変革ビジョンを指し示すことは、関係者全員が同じイメージを共有して、推進していくマインドを醸成するために必要不可欠なものである。

次に2つ目の関係者の「役割と責任範囲の定義」について。
変革には関係者全員が行動を起こす必要がある。変革にむけて誰が何をやるのか役割を定義することは各人が力を発揮する持ち場を与えることになる。また責任範囲を定義することは各人の行動をコミットすることになる。組織関係者のそれぞれが変革にむけて、それぞれの持ち場と責任にコミットすることで各人は行動を起こす原動力となる。
逆に役割が明確でないと各人が何をやればいいのか迷って行動しない可能性が生じ、責任がないと「やらなくてもいい」と考えて効果的な行動を起こさない可能性が生じる。
「役割と責任範囲の定義」は組織関係者が行動を起こすために必要な仕掛けである。

最後の「抵抗勢力に屈服せずやり遂げる意志」について。
組織には変革を嫌う抵抗勢力が一定数存在する。なぜなら変革は現状を破壊することであるため、現状を愛する人々にとって防衛の意識が芽生える。また、破壊後の再構築についてもリーダーと異なるビジョンを持っている人々にとっては受け入れがたいケースが存在する。抵抗勢力は不満を持っているので、そのまま放置すると「不」の感情を組織内に発信することになり、組織全体の変革への意欲が低下する危険性が生じる。
リーダーは抵抗勢力と向き合う必要がある。彼らの意見に耳を傾け、必要に応じて取り込むこともあるが、それが本来あるべきビジョンを壊してしまい変革が骨抜きにならないよう細心の注意が必要である。
抵抗勢力の意見に耳を傾け、細心の注意で意見を取り入れ、変革について詳しく説明しても折り合わない可能性がある。必要があれば抵抗勢力を排除してでもやり遂げるくらいの信念が必要である。抵抗勢力の批判の声は他の組織内関係者も興味をもって聞いている場合が多い。ここで問われているのはリーダーの覚悟である。どれだけ問題があってもやり遂げるという意志を貫くことが、組織内関係者に向けても変革のシグナルを送ることになる。

「感想」
全部で1,166字で、ちょっと書きすぎました。 書いてみると「論理的に」という設問のプレッシャーが強くて、どう書けばいいんだろうと悩みました。 「根拠や推論」という表現もどう表現すればいいかも悩みました。 あと、タイプで書いたのでけっこう書き直しましたが、当日はボールペン使用です。書き直しができないので、やはり手書きの練習は必須だと感じました。内容については、客観的にはプアな内容だと笑われそうで恥ずかしい限りではあります。もし何か感想コメント頂けると励みになります。


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2014年1月17日金曜日

早稲田ビジネススクール(WBS)入試 小論文①を書いてみた ーその1ー

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)の第一次選考は3つの資料をもとに合否を判定されます。
 ・筆記論文「小論文①」・・・1時間30分
 ・筆記論文「小論文②」・・・2時間
 ・書類審査(出願書類)

「小論文①」(90分)
設問Ⅰが600字、設問Ⅱが200字、設問Ⅲが400字で、合計すると約1200字です。これを1時間30分(90分)で論文を作成することになります。 実際にやってみます。

「問題」
WBS入試小論文①過去問

以下の文章を読んで、2ページから4ページまでの図を参考にしながら、設問Ⅰ,ⅡおよびⅢに解答してください。

文章は省略します。気になる人はリンク先の文章をご参照下さい。

設問Ⅰ 
前述の文章と図表をもとに、この島で起きていることをわかりやすく600字程度で説明してください。ただし事実としてはっきり言えることと、推測などを含んだことをはっきり分けて説明してください。
設問Ⅱ

設問Ⅰで議論したことをもとに、漁を将来も維持するためには何が必要なのか(何が足りないのか、いけないのかなど)について200字程度で説明してください。

設問Ⅲ
設問Ⅱの解答をふまえて、この島の漁師の制度をどのように変更すればよいと考えますか。考えられる案を出して、それぞれを評価してください。その上で何をすべきか提案してください。(400字程度)


「論文解答」
以下、私の解答です。これが合格水準にあるのかどうなのかもわかりませんが、とりあえず書いたものを公開します。

設問Ⅰ
船主が機械化を進めることで効率化が進んでいる。
グラフから読み取れる事実として、機械化によって「必要体力/船」は2000年から2020年予測までの20年間で33%上昇し、「持ち場数/船」も同期間で50%増に改善する見通しである。一方で「必要経験/船」で大きな改善は見込めない。

次に漁師の数が減少している。
グラフから読み取れる事実として、2000年から2020年予測までの20年間で漁師数は半減以下になる見通しである。特に体力のある2030代は2000年の35人から2020年の2人へ90%以上の減少が見込まれている。この結果、島全体の体力指数は同20年の期間で60%以上減少する。 2030代の漁師数が少なくなっているのは、「生活費>収入」となるため他の職業を選んでいるものと推測できる。 

一方で60代以上の漁師の数は増加する見込みである。

2000年は5人であったが、2020年には16人と3倍以上にまで増える見込みである。このため、漁師数は20年で半減以下になる一方で、島全体の経験指数は同期間で上昇することになる。これは機械化により一船あたりの必要となる体力が減少したため体力の劣る60代でも働きやすくなったこと、その一方で経験はこれまでと変わらず重要な要素として残っていることがあると推察する。また、60代の給与が最も高いことにより、この年代が働く上で強いインセンティブになっていると推測する。

設問Ⅱ
若い世代の漁師(とくに2030代)離れに歯止めをかける必要がある。
2030代は「生活費>給与」となっており、漁師だけでは生活できない状況にあるため、漁師以外の職業を選択するようになっている。

この世代が漁師として生活するためのプラスとなる給与体系を見直し、島を去った若者を含めて漁師の担い手を増やすことが必要である。ただし、平均給与を単純にあげるためにはコストの問題があるため、全世代の給与体系の見直しならびに漁による売上増を目指す必要がある。

設問Ⅲ
漁師制度の2つの改革案がある。

1.2030代の給与を増やし、50代以上の世代については給与の額や上昇率を低減させる。

これについては2030代の給与増は島の漁継続にむけて再優先事項である。 一方で平均コスト増を抑制するため50代以上は給与の額や上昇率を低減させる必要があるが、同年代のモチベーション低下が起こる可能性があるので慎重な対応が必要である。

2.体力のある2030世代と経験のある60代以上を中心にペアを組み、できる限り必要最低限の体力と経験の船で漁をすることによって、売上増を目指す。

これについては最適化を図ることで売上を最大化することを目指す。ただし、この検討を誰がするかというのが問題となりうる。船主が中心となって漁師全体の取りまとめをする。


以上の改革案をもとに、船主・漁師を巻き込んでの検討ならびに合意形成を実施する。全員が自分の生活と島の将来の両方を天秤にかけた上で落としどころを図る。検討の議長は信任の厚い船主が担うことで円滑に議論を推進することをねらう。


「感想」
タイプ書きで90分丸々つかってしまいました。 これが本番だったら書ききれずにTHE ENDですね。
思ったより内容把握と考えの整理に時間がかかってしまいました。 グラフを見ていろいろなことが言えるなぁと計算などをして、いろんな数値を出していましたが、全然使いませんでした。 文字数やら時間などを考えると、多角的な分析は重要ではあるのですが、やるべきことを絞って進めた方がよかったなと反省しました。

設問Ⅰまででだいぶ時間がかかったので、残り二問は何かしらの文字を打ち込むだけで精一杯でした。 おそらく実際の受験者も相当苦戦したんじゃないかと思います。問①が同じ形式で出るのであれば過去問やった人とそうでない人の差は大きいと思います。今回は冬募集の問題を解きましたが、秋募集のも絶対やるべきだと実感です。

それにしても自己評価としてはボロボロで、ちょっとショックです。


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2014年1月15日水曜日

早稲田ビジネススクール(WBS)入試「小論文②」攻略法

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)の第一次選考は3つの資料をもとに合否を判定されます。
 ・筆記論文「小論文①」・・・1時間30分
 ・筆記論文「小論文②」・・・2時間
 ・書類審査(出願書類)

今回は「小論文②」(2時間)について取り上げます。じつは試験まで2W程度しかありませんが、私はまったく試験対策をしてきていません。限られた時間で成果に結び付く効率性を追求した試験対策準備をしていきたいと思います。

「小論文②」(2時間)
5つの小論文テーマから2つを選択し、小論文形式で自分の意見をそれぞれのテーマにつき1200字以内の日本語でまとめて下さい。
1テーマ60分で1200字で書きあげる計算になります。ボールペンの手書きというのがみそです。

「小論文②」合格へのハードル
一気に100点をねらうのは無謀なので、まずはハードルをひとつひとつクリアしていくのがいいかと思います。

①まずは時間内に書ききること。
60分で1200字以内で手書き。 もたもたしていると書ききらないうちにタイムオーバーとなる可能性があります。1200字以内とありますので、ターゲットは1000字くらいで60分を書ききる訓練は必須ですね。 ただ、私は他試験で2時間3000字程度の受験経験がけっこうあるので、手書きは大変だし1~2問くらいの準備にとどめて、あとはタイプで40分くらいで1000字くらいの論文を数多く書く時間にあてたいと思います。

②論理破綻しないこと
アイデア自体はプア(貧弱)であっても文章の構造がしっかりして、ストーリーが伝わることが大事だと思います。 はっきり言ってわけわからん文章を1000字も読まされると採点者もうんざりするはずです。 いきなり考えもなく書きだすとこういう失敗に陥りやすくなります。このため最初は5~10分くらいはあえて何も書かずに、ストーリーと文章の構成を定めることに費やすのがよいかと思います。

③自分の意見をしっかり表現すること
「自分の意見を」と試験で書かれているように、大事なのは自分なりの意見を持てていることじゃないかと思います。世の中で一般的に言われていることをコピーしても価値はありませんね。ここは日常の経済ニュースなどを見ながら、自分なりに考察する習慣化ができているとエクセレントな出来になるでしょうね。

おそらく①②ができるだけで上位30%に入れるんじゃないかと思います。③で他の受験者と差別化できるようなアイデアや考察ができると上位5%以内に入るんじゃないでしょうか。受験経験もないので勝手な推察ではありますが、これまで他試験の受験経験や職場での経験からそう感じます。

「小論文②」攻略法
先と重複しますが、私なりの攻略法です。

①試験対策勉強量
 まずは経験を積む必要があるので過去問を5~6問を事前に解く。
 うち4~5問はキーボードでのタイプで1問40分という制限で解く(手書きよりもスムーズなので)
 最後に1~2問は手書きボールペンで60分以内に解く。
 本当はもっとやった方がいいのでしょうが、試験まで2W程度という時間制限からやむなくです。
②論文タイムマネジメント
 最初の5~10分は構成を考えながら下書きメモ。
 残り40~45分は書きものにあてて最低5分はあまらせて心の平穏を保つ。
 最後の5分は「てにをは」レベルの見直しに充てる。
③論文用紙の注意点
 WBSの過去問の解答用紙をみると、マス目がなく行だけになっています。
 これだと何文字書いたかわからないので、
 1行あたり●●文字となるように書いて計算がすぐできるようにしたいです。
 このため最初の1行はスペースも鑑みて書いて文字数を意識して書くよう気をつけたいです。



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2014年1月13日月曜日

早稲田ビジネススクール(WBS)入試「小論文①」攻略法

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)の第一次選考は3つの資料をもとに合否を判定されます。
 ・筆記論文「小論文①」・・・1時間30分
 ・筆記論文「小論文②」・・・2時間
 ・書類審査(出願書類)

今回は「小論文①」(1時間30分)について取り上げます。じつは試験まで2W程度しかありませんが、私はまったく試験対策をしてきていません。限られた時間で成果に結び付く効率性を追求した試験対策準備をしていきたいと思います。まずは2013年4月入学にむけた試験の過去問(冬募集試験)を眺めましょう。

「小論文①」(90分)
以下の文章を読んで、2ページから4ページまでの図を参考にしながら、設問Ⅰ,ⅡおよびⅢに解答してください。

設問Ⅰ 
前述の文章と図表をもとに、この島で起きていることをわかりやすく600字程度で説明してください。ただし事実としてはっきり言えることと、推測などを含んだことをはっきり分けて説明してください。

設問Ⅱ
設問Ⅰで議論したことをもとに、漁を将来も維持するためには何が必要なのか(何が足りないのか、いけないのかなど)について200字程度で説明してください。

設問Ⅲ
設問Ⅱの解答をふまえて、この島の漁師の制度をどのように変更すればよいと考えますか。考えられる案を出して、それぞれを評価してください。その上で何をすべきか提案してください。(400字程度)

設問Ⅰが600字、設問Ⅱが200字、設問Ⅲが400字で、合計すると約1200字です。
過去問をずらっと眺めていると試験内容の形式は統一されていません。 2012年4月入学向けの試験ではデータを読み込み、あなたなりのテーマを設定した上で、以下の設問に従って1600字程度の小論文を作成してください、とあります。

「小論文①」は何をみられているか?
小論文①に2年連続で共通しているのは、多数のデータ情報が掲載されていることです。このデータ解釈と分析力は見られているポイントです。2013年度試験の設問Ⅰに「起きていることをわかりやすく説明してください」とあるとおり、データを含めて現状を把握して要約する力をまずは測られています。

次に設問Ⅱでは「何が足りないのか」と問われているように問題定義力が問われています。しかし、私が注目しているのは設問Ⅲです。「ここに問題がある!」と言うだけでなく、その問題の解決策を設問Ⅲで問われています。複数案を出しての仮説検証と、実行プロセス指針を指し示す必要があります。 ここでは思考のロジカル度合い、発想の豊かさが問われているように私は感じます(実施に問題は解いていないのでやってみたら印象はまた変わると思いますが)。

「小論文①」合格へのハードル
一気に100点をねらうのは無謀なので、まずはハードルをひとつひとつクリアしていくのがいいかと思います。

①まずは時間内に書ききること。
90分で1200~1600字の手書き。この問題はデータ解釈など現状把握にどれだけ時間がかかるか経験がないのでなんとも言えません。ここは2013年秋冬、2012年秋冬の4試験分を全て経験してまず時間内に書ききることを目指す必要があると思います。

②設問に答えること
設問で問われていることが長いので下手をするとピントがずれた解答になってしまいそうです。ここは的確に設問に答えられるようにすべきだと思います。例えば2013年4月の冬募集設問Ⅲ
「考えられる案を出して、それぞれを評価してください。その上で何をすべきか提案してください。」
この1行で問われているのは、案、評価、提案の3つです。問われている設問に確実に答えることだと思います。思考力というよりテクニックの領域ではあります。

③内容把握(分析力)
問題文に書かれている文章ならびにデータを把握すること。設問の中で問われているように「事実」と「推測」が大事です。「事実」だけだと分析力ゼロになりますし、「推測」でどんどん話されても読み手はついていけません。「事実」と「推測」を明確にわけて理解して、それを文章に記載することも大事そうです。

④論理展開
論理的でない文章は読み手からすると読むのがイヤになります。 このため論理展開も重要です。イメージは文章を読んでピラミッドストラクチャーが構成できるようなイメージで書けるとよいですね。 逆にピラミッドストラクチャーを描いてから文章に落としていくというのも手だと思います。

⑤発想力
ここまで来てようやく発想力の出番ではないかと思います。

おそらく①~③を十分できるだけで上位30%の合格ラインに入るように思います。④ができれば上位15%とか。受験経験もないので勝手な推察ではあります。まずは過去問を解きながら自分なりに①~④までは万全な状態にまで持っていきたいですね。

「小論文①」攻略法
先と重複しますが、私なりの攻略法です。

①試験対策勉強量
 過去問自体が少ないので、過去2年分(計4問)は全て解きたいですね。うち1問は手書き。
②試験問題回答プロセス
以下のプロセスがいいんじゃないかと思います。
 「設問を軽く眺める」⇒「問題読み込み」⇒「設問熟読」⇒「問題文の要点把握」⇒「各設問に回答のシナリオを考える」⇒「各設問に回答していく」
③論文タイムマネジメント
 う~ん、これは一度問いてみてから考えてみます。
③論文用紙の注意点
 WBSの過去問の解答用紙をみると、マス目がなく行だけになっています。
 これだと何文字書いたかわからないので、
 1行あたり●●文字となるように書いて計算がすぐできるようにしたいです。
 このため最初の1行はスペースも鑑みて書いて文字数を意識して書くよう気をつけたいです。


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2014年1月12日日曜日

早稲田ビジネススクール(WBS)選考(試験)方法

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)の選考について、です。

選考は第一次と第二次で2種類あります。

①第一次選考
 選考は3つのポイントがあります。
 ・筆記論文「小論文①」・・・1時間30分
 ・筆記論文「小論文②」・・・2時間
 ・書類審査(出願書類)
 
 試験当日の小論文もポイントではありますが、書類審査も見逃せないポイントです。
 もっとも時間をかけて準備できるものなので完璧なものを仕上げたいものです。
 小論文はHPにアップされているので後日ブログで過去問を問いてみようと考えています。

②第二次選考
 面接です。
 どうやら1人15分程度だそうですが、ここでもけっこう落とされるようです。

まずは2014年1月26日(日)に小論文がありますので、私はそこに集中していきます。


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2014年1月10日金曜日

早稲田ビジネススクール(WBS) 募集要項

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)募集要項です。 私は仕事を継続しながら平日夜間・土曜日のコースを前提に考えています。

夜間コース
2種類あります。

①夜間主プロフェッショナル
  募集人員 50名
  専門領域をハッキリさせて専門性を伸ばすプログラムです。専門職学位論文を作成します。
②夜間主総合
  募集人員 50名
  ゼネラルマネジメント+αの獲得を目指すプログラムです。
  2年進級後にプロジェクト研究論文を作成します。

私はMBAにマネジメント全般におけるレベルアップを求めているので、夜間主総合に魅力を感じました。

募集タイミング
1年に2回募集(試験)タイミングがあります。ともに4月入学のようです。2013~14年の事例をもとにご紹介します。

①秋募集
  夜間主プロフェッショナル、夜間主総合の両方が募集(試験)対象です。
  10月後半に出願
  11月前半に第一次試験
  12月初旬に第二次試験
  12月中旬には入学手続き締切
②冬募集
  夜間主総合のみの募集(試験)対象です(プロフェッショナルは対象外)。
  1月前半に出願
  1月後半に第一次試験
  2月後半に第二次試験
  3月初旬には入学手続き締切

私は12年末付近で思い立ってので冬募集のみ応募しました。秋と冬の合計で50名の募集だそうです。昨年は合計93名の合格者が出ていますが募集人数が減ったのでしょうか、それとも50名募集は目安なんでしょうか。

秋と冬の合計で合格倍率は3.2倍だそうです。300人志願者に対して93名の合格。冬募集は、おそらく秋募集で落ちた人も再参戦して来る人もいるでしょうから大変かもしれませんが、どうあろうと自分のベストを尽くすだけです。


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2014年1月8日水曜日

早稲田ビジネススクール(WBS) 入学願書の準備

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)の冬募集の入学願書を提出しました。 思い立ってから、たった2週間のスピード対応です。

入学願書の提出書類送付をリクエストして、急ピッチで資料を準備しました。入学願書提出するためにはどんな資料があるか?をご紹介します。

①入学願書
学歴や職歴や資格などを記したものです。 たいへんなのが卒業証明書や成績証明書です。私は卒業したときにいつか使うことがあるかもしれないと考えて、ずっと手元においていたので助かりました。 

②入学エッセイ
選考のミソとなるところなので、かなり時間をかけました。ブログでもそれぞれ取り上げましたが、実際にはまた違った書き方をしました。何回か書いては直しの繰り返しが必要だと感じます。その一方でこのエッセイを通して自己分析をする機会となりました。
1. これまでの実務経験(または実務に相当する経験)のなかで成し遂げたこと、および現在(離
職中の方は直近)の担当業務に関する詳細(職務、職責、業績など)について説明してく
ださい。(1000 字以内)
2.あなたのキャリアゴールを具体的に設定してください。それをどのように達成しますか?
当研究科における学習・研究がその中でどのような意味を持ちますか?(500 字以内)
3.当研究科におけるあなたの志望プログラムへの期待と入学後に予定している研究テーマに
ついて、以下の項目に言及した上で具体的に述べてください。(1000 字以内)
こちらもコピーを3部とる必要があります。地味に面倒くさいです。

③入学検定料支払
検定料で35,000円かかりました。けっこうな額がします。

④その他こまごま
写真、署名、捺印、宛名ラベル、アンケートなども提出します。

思い立って2週間で願書を出したわけです。倍率は3倍程度みたいなことがネットで検索するとありましたが、これで本当に合格するのでしょうか?不安はありますが、なんとかなるんじゃないかとも思ったりします。


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