2014年1月13日月曜日

早稲田ビジネススクール(WBS)入試「小論文①」攻略法

ロックです。

早稲田ビジネススクール(WBS)の第一次選考は3つの資料をもとに合否を判定されます。
 ・筆記論文「小論文①」・・・1時間30分
 ・筆記論文「小論文②」・・・2時間
 ・書類審査(出願書類)

今回は「小論文①」(1時間30分)について取り上げます。じつは試験まで2W程度しかありませんが、私はまったく試験対策をしてきていません。限られた時間で成果に結び付く効率性を追求した試験対策準備をしていきたいと思います。まずは2013年4月入学にむけた試験の過去問(冬募集試験)を眺めましょう。

「小論文①」(90分)
以下の文章を読んで、2ページから4ページまでの図を参考にしながら、設問Ⅰ,ⅡおよびⅢに解答してください。

設問Ⅰ 
前述の文章と図表をもとに、この島で起きていることをわかりやすく600字程度で説明してください。ただし事実としてはっきり言えることと、推測などを含んだことをはっきり分けて説明してください。

設問Ⅱ
設問Ⅰで議論したことをもとに、漁を将来も維持するためには何が必要なのか(何が足りないのか、いけないのかなど)について200字程度で説明してください。

設問Ⅲ
設問Ⅱの解答をふまえて、この島の漁師の制度をどのように変更すればよいと考えますか。考えられる案を出して、それぞれを評価してください。その上で何をすべきか提案してください。(400字程度)

設問Ⅰが600字、設問Ⅱが200字、設問Ⅲが400字で、合計すると約1200字です。
過去問をずらっと眺めていると試験内容の形式は統一されていません。 2012年4月入学向けの試験ではデータを読み込み、あなたなりのテーマを設定した上で、以下の設問に従って1600字程度の小論文を作成してください、とあります。

「小論文①」は何をみられているか?
小論文①に2年連続で共通しているのは、多数のデータ情報が掲載されていることです。このデータ解釈と分析力は見られているポイントです。2013年度試験の設問Ⅰに「起きていることをわかりやすく説明してください」とあるとおり、データを含めて現状を把握して要約する力をまずは測られています。

次に設問Ⅱでは「何が足りないのか」と問われているように問題定義力が問われています。しかし、私が注目しているのは設問Ⅲです。「ここに問題がある!」と言うだけでなく、その問題の解決策を設問Ⅲで問われています。複数案を出しての仮説検証と、実行プロセス指針を指し示す必要があります。 ここでは思考のロジカル度合い、発想の豊かさが問われているように私は感じます(実施に問題は解いていないのでやってみたら印象はまた変わると思いますが)。

「小論文①」合格へのハードル
一気に100点をねらうのは無謀なので、まずはハードルをひとつひとつクリアしていくのがいいかと思います。

①まずは時間内に書ききること。
90分で1200~1600字の手書き。この問題はデータ解釈など現状把握にどれだけ時間がかかるか経験がないのでなんとも言えません。ここは2013年秋冬、2012年秋冬の4試験分を全て経験してまず時間内に書ききることを目指す必要があると思います。

②設問に答えること
設問で問われていることが長いので下手をするとピントがずれた解答になってしまいそうです。ここは的確に設問に答えられるようにすべきだと思います。例えば2013年4月の冬募集設問Ⅲ
「考えられる案を出して、それぞれを評価してください。その上で何をすべきか提案してください。」
この1行で問われているのは、案、評価、提案の3つです。問われている設問に確実に答えることだと思います。思考力というよりテクニックの領域ではあります。

③内容把握(分析力)
問題文に書かれている文章ならびにデータを把握すること。設問の中で問われているように「事実」と「推測」が大事です。「事実」だけだと分析力ゼロになりますし、「推測」でどんどん話されても読み手はついていけません。「事実」と「推測」を明確にわけて理解して、それを文章に記載することも大事そうです。

④論理展開
論理的でない文章は読み手からすると読むのがイヤになります。 このため論理展開も重要です。イメージは文章を読んでピラミッドストラクチャーが構成できるようなイメージで書けるとよいですね。 逆にピラミッドストラクチャーを描いてから文章に落としていくというのも手だと思います。

⑤発想力
ここまで来てようやく発想力の出番ではないかと思います。

おそらく①~③を十分できるだけで上位30%の合格ラインに入るように思います。④ができれば上位15%とか。受験経験もないので勝手な推察ではあります。まずは過去問を解きながら自分なりに①~④までは万全な状態にまで持っていきたいですね。

「小論文①」攻略法
先と重複しますが、私なりの攻略法です。

①試験対策勉強量
 過去問自体が少ないので、過去2年分(計4問)は全て解きたいですね。うち1問は手書き。
②試験問題回答プロセス
以下のプロセスがいいんじゃないかと思います。
 「設問を軽く眺める」⇒「問題読み込み」⇒「設問熟読」⇒「問題文の要点把握」⇒「各設問に回答のシナリオを考える」⇒「各設問に回答していく」
③論文タイムマネジメント
 う~ん、これは一度問いてみてから考えてみます。
③論文用紙の注意点
 WBSの過去問の解答用紙をみると、マス目がなく行だけになっています。
 これだと何文字書いたかわからないので、
 1行あたり●●文字となるように書いて計算がすぐできるようにしたいです。
 このため最初の1行はスペースも鑑みて書いて文字数を意識して書くよう気をつけたいです。


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